福沢 もも子さんのレビュー 一覧
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タイトル あの4億円脱税主婦が教えるFXの奥義
説明 2008-11-01
扶桑社
池辺 雪子
レビュー 非常に面白かった!
アマゾンのレビューがあまり点数がよくなかったのが不思議。レビューは相場を知らない人が書いているに違いない。(藁

同じ主婦として大変興味深く読みました。
私とまったく違う主婦。
勉強もものすごくやっていて、自分なりの確立したテクニカルを持ち、資金管理の方法、メンタル面に関すること、あらゆることを惜しげもなく披露している。

こんなに具体的に手法を披露しているトレーダーの著作はなかったのではないだろうか。

世の中にあまたいる相場をやっている主婦は証券会社の外務員にだまされるのがオチだが、この方は証券会社の人が「いま下落し続けるユーロドルを手がける日本人はいませんよ」と制止する声を無視し、フィボナッチと経済リポートで底値を想定し、資金配分を十分考慮して買い下がり・・・
そして資産が億を超えていったというくだりは圧巻です。
作成日時 02月13日 20:53
満足度
カテゴリ 和書


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タイトル 銀座ミツバチ物語―美味しい景観づくりのススメ
説明 2009-03
時事通信出版局
田中 淳夫
レビュー 本書は内容てんこ盛りで楽しく読め、お勧めです。
読み進めながらハチを飼ってみたくなり、ついハチ飼育セットを検索してしまいました。

著者は銀座で貸し会議室を経営するおじさん。

ひょんなことで「銀座でハチを飼ってみよう」ということになった。
意外なことに銀座はハチにとって居心地のいい場所であるとわかり・・・・
次々と銀座のハチ「銀ぱち」の輪がつながっていく。
それは蜂蜜の商品化であったり、屋上緑化の輪であったり、奥山と里山とのつながりであったり。
著者とハチの心温まるふれあいも見所です。
ハチの生態も必見です。

農業(=蜂の飼育)と人間の幸せな関係は、けっして押し付けではない自然な感情としてのエコ問題提起とも見ることができると思います。

銀座といえば、日本一の商業都市。その都市(商店街)が集客に関して「何かしなければ」と思っているなんて思いもよりませんでした。
渋谷や六本木が次々と変わっていくことにあせりを感じていたというくだりがあります。
そういう問題を相談しあう場所が、著者の経営する貸し会議室だったのです。

銀座という質の高い都市の文化のおかげということもあるでしょうが、この著者のブレインストーミングの能力には舌を巻きます。(さすが貸し会議室の経営者)
最初に養蜂家が銀座に養蜂をどうかと持ち込んだのですが、銀座になにかをやってもらうことの影響力を知っていたこの養蜂家や、養蜂をいろいろな場面で広げていく著者の方法は、環境の分野で町おこし村おこしのマーケティングの大きなヒントになると思います。
作成日時 04月02日 11:53
満足度
カテゴリ 和書


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タイトル まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか
説明 2008/02/01
ダイヤモンド社
ナシーム・ニコラス・タレブ
レビュー いやーおもしろかった。
何が面白いって、作者が言っている「知的読み物」としてではなく、この著者タレブの偏屈ものの「キャラクター」を楽しむ本であると、私は思う。

肩で風を切って歩くようなトップトレーダーが、たった1度の「ありえないような」暴落で、吹っ飛んでしまう例が何度か描かれ、そういうやつを評して

「なんで今まで運がよくてたまたま儲かっていたことに気が付かなかったんだ下手糞め!」

と言うのである。
タレブ節はこのように痛快である。

日常生活や医療の分野でもタレブ節は健在であるが、納得できるところもあれば、突っ込みたいところもあり、しかし運に左右されがちな投資家にとって、面白おかしく不思議と勇気の出る1冊でした。
作成日時 02月19日 18:00
満足度
カテゴリ 和書


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タイトル 夢をかなえるゾウ
説明 2007-08-11
飛鳥新社
水野敬也
レビュー 書店で山積みされているこの本。

うわさでは巷の成功哲学の本の寄せ集めとのこと。

「思考は現実化する」や「ザ・シークレット」「引き寄せの法則 エイブラハムとの対話」などの本全部読みましたが、私の実感。

「この本1冊でいいや。他のはいらない」

非常に読みやすく、小説としても笑いあり涙あり、とても読み応えあります。

この中に出てくるゾウみたいなおっちゃん、いるよねこういうの。本当に面白い。

夢をかなえるための方法もわかりやすい。
超オススメです。
作成日時 06月12日 21:02
満足度
カテゴリ 和書


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タイトル 2年7ヵ月で66万円を3億円にした年利1000%を目指す!株短期売買法
説明 2006/06/22
きこ書房
相良 文昭
レビュー アマゾンの作者のコメントが丁寧で気になって買ってみました。(題名も気になりました)
この方はデイトレードをするに当たって、テクニカルにファンダメンタルズをあわせて売買するというのが手法だそうです。デイトレーダーならではのすばやい判断が必要なので、その見方も書かれています。

この人のファンダを考慮するというのは、一種の相場観のようなものだと思いました。
何を根拠に売買するのか、他の人がどう考えて動いているのかがわかり、とても参考になりました。

また、著者の資産推移とモチベーション維持の仕方などが書かれており、「億の単位も実現不可能ではないかも」と見ていてとてもわくわくしてきました。

著者の人柄にも好感できます。読後の清涼感がいいです。
作成日時 08月22日 19:25
満足度
カテゴリ 和書


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タイトル デイトレード―マーケットで勝ち続けるための発想術
説明 2002/10
日経BP社
オリバー ベレス,グレッグ カプラ,Oliver Velez,Greg Capra,林 康史,藤野 隆太
レビュー 図書館から借りて読んでみました。
「あるある!」と思わずうなずいてしまうことばかりで、良書だと思うのですが、読んでいくうちにどんどん暗い気分になってきました。
負け組みから脱出するためのヒント(ノートに失敗を記録するところなど)は参考になりました。
作成日時 04月15日 18:37
満足度
カテゴリ 和書


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タイトル 株の勝ち方はすべて外国人投資家が教えてくれる
説明 2006/05/18
日本実業出版社
中原 圭介
レビュー 2007年2月末の大暴落で、散々な目にあいました。
どうすればこんな目にあわないようにできるだろうか・・・と辿り着いたのがこの本です。

現在の日本株の優良銘柄は、買い主体の大半が「外国人」であることを踏まえて、その投資行動から今後日本の相場がどうなるかを推理して、それに沿った投資方法をアドヴァイスしていくような内容です。

この本を著者が書き終えたのが2006年3月で、続く4月の大暴落直前なのですが、書いてあるとおりのことが起きていて、この著者の情報分析力と推理力の正確さに舌を巻くばかりです。

外国人投資家の、過去の買い方(日経平均大底での、りそな銀行国有化のニュースで悪材料出尽くしで買ってくるところとか)の話も本当に面白いです。読み物としてだけでも十分楽しめます。
株好きな方々皆様にぜひオススメしたい1冊です。
作成日時 08月14日 18:26
満足度
カテゴリ 和書


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タイトル 仕手株でしっかり儲ける投資術
説明 2005/09/15
日本実業出版社
中原 圭介
レビュー この著者の「株の勝ち方はすべて外国人投資家が教えてくれる」があまりにもすばらしい本だったので、こちらも買って読んでみました。

この人の投資手法は、上がっている銘柄の、買主体の事情を推理しつつそれに乗る、というものであることがわかりました。チャートはほとんど参考にされていないようです。
たしかに株は買う人がいないと上がらないわけで、ファンダメンタルズでもなく、テクニカルでもないわけです。

いろいろテクニカルで悩みましたが、この著者の手法が一番納得がいきました。お勧めです。
作成日時 04月21日 16:35
満足度
カテゴリ 和書
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