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 タイトル  連鎖する大暴落―静かに恐慌化する世界
 説明  2008-03
 徳間書店
 副島 隆彦
 カテゴリ  和書
株本カテゴリ
海外投資(1) 投資家(1)
ビジネス(1) 経済(1)
金融(1)
 満足度平均  3.00  レビュー数:[ 1 ]人
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レビュー 「やがてアメリカ発の大恐慌が襲いくる」で、サブプライム問題による急激なドル安円高を予言した数少ない自称知識人(笑)副島隆彦センセ。
彼は「守り抜け個人資産」 とか「預金封鎖」など、誰も言わない事をストレートに言いつづけている人でもある。
書店で偶然「連鎖する大暴落」を見つけたのでさっそく買って読んでみた。
驚いたのは、2007年7月にサブプライム問題によるアメリカの株価大暴落の可能性があると予言していること。

当たっているではないか!

具体的に数字もあげていて、NYダウは6000ドルから3000ドルに下がるとか。
さらに著者は、ドルに替わって機軸通貨となりえるにユーロ、もしくはオーストラリアドルに投資すべきだと述べている。
これはハズしているけど。w
ちなみに本書が出版されたのは2007年3月である。
著者は今後数年で、1ドル=60円くらいのレベルの円高になると断言している。
米国の金融システムは崩壊寸前で、この後はインフレで社会不安が高まり、サブプライムショックとは比べ物にならない世界的大恐慌がやってくると悲観的なことが書いてある。

前作ですべての予言を的中させてしまった副島隆彦センセは大衆を煽るように自信満々に語る。
じつは一部のエコノミストのあいだでは彼はかなり胡散くさい人物として槍玉にあがっているのだが、今までの予想が当たっていることは認めなければならない。
もし本書での予言が現実のものとなった時、日本の経済はどうなっているのだろう 。
満足度
株本
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2009-04-12-04:00 ジョンメリ Amazonで見る  他のレビューを見る
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