 |
 |
概 要
|
 |
 詳細を見る
|
 |
タイトル
|
なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方
|
 |
説明
|
2006-12-08
ダイヤモンド社
藤沢 数希
|
 |
カテゴリ
|
和書
|
 |
株本カテゴリ
|
入門書(1)
|
投資家(1)
|
起業(1)
|
ビジネス(1)
|
経済(1)
|
|
 |
満足度平均
|
4.00 レビュー数:[ 1 ]人
|
 |
レビューを書く
|
|
|
 |
|
全レビュー
|
 |
1件~1件を表示
|
 |
 |
 詳細を見る
|
レビュー |
著者はアナリストではなく外資系の銀行員。
文章のテイストも外国人かぶれのシニカルなもの。
人気ブロガーでもあり、その内容も焼き直しにすぎないのだが、彼のブログを読んだことがない人なら一読の価値あり。
上から目線のクールな語り口に反感を覚えるかもしれないが、目から鱗的な鋭い経済分析はさすがと思わせる。
ただ、自称、欧米の大学院で教鞭を取ったり、世界的な雑誌に学術論文を発表したり、外資系投資銀行のクオンツをしている割には、ロバート・キヨサキの『金持ち父さん貧乏父さん』を推奨していたり、若干の胡散臭さがある。
第6章の「投資よりも上司にゴマすって働いたほうがお金は増える」というくだりは著者が自分にいいきかせているように思えてならない。
株式市場をコイン投げ大会に例えるなど、どこかで聞いたような話も少なくないが、個人的にはとくに合成の誤謬の箇所が印象に残った。
すべての人が経済合理的に活動すると、誰も無駄遣いをしないので景気はどんどん悪くなり、みんながインデックス運用をするので株価が適正値にならなくなるという話。
経済が活性化するには人は経済非合理的に行動しなければならず、不条理なカオス的混乱によって世界はバランスを保っているというのは皮肉だ。 |
満足度 |
|
株本 カテゴリ |
入門書 投資家 起業 ビジネス 経済 |
|
|
 |
 |
1件~1件を表示
|
 |
 |
|
|
自分のレビュー一覧を見る
|
 |
 |
|
|