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 タイトル  ニッポン経済の「ここ」が危ない!―最新版・わかりやすい経済学教室
 説明  2008-02
 文藝春秋
 竹中 平蔵, 幸田 真音
 カテゴリ  和書
株本カテゴリ
経済(1) 金融(1)
 満足度平均  3.00  レビュー数:[ 1 ]人
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レビュー 小泉改革によって貧乏になったと地方の人は吹き込まれているが、はたして今の国会議員の中に経済を語れる人がどれだけいるだろうか。
今回の幸田真音女史との対談では、竹中氏は日本社会におけるインセンティブの欠如を指摘する。資本主義社会である以上、格差が生じるのはあたりまえといわんばかりだ。
グローバル化した経済で日本が生き残るためには否が応でも金融立国としての地位を強化すべきだと強調しているのは毎度のこと。
「格差というものは相対的なもので、もっと真剣に考えなきゃいけないのは絶対的な貧困である。絶対的な貧困の議論を無視して、格差だけの議論、金持ちがどうだこうだという議論はさもしいですよ」
竹中氏のいうことはしごくまっとうだが、この国ではジェラシー・ジャーナリズムが蔓延しているので、彼のいう資本原理主義が受けいれられることはないと思った。
満足度
株本
カテゴリ
経済  金融  
2009-07-14-03:46 ジョンメリ Amazonで見る  他のレビューを見る
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