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概 要
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タイトル
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世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく
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説明
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2007/06/29
ダイヤモンド社
渡辺 健介
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カテゴリ
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和書
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株本カテゴリ
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満足度平均
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3.00 レビュー数:[ 1 ]人
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レビュー |
07年の6月に発売された新書です。
一言で言うとマッキンゼーとハーバード大学で経営手腕を磨いたエリート中のエリートが本当に『阿呆』でも解るようにあらゆる事態に沿った問題解決の方法について説いた本です。
誰にでも解る様にと言うのはあながち嘘ではないと思います。
キャラクターを使い、解り易い例で問題解決というよりも目的達成のための問題点の抽出と、その対策。
又さらに深く入ってくると解決方法の選択(どの解決方法が一番有効か?)に到るまでをかなり図説と言うより絵本に近い形態で解説しています。
具体的な例として『アマチュアでバンド活動をしている学生がどうやって観客を増やすか?』や『ある小学生と言うか子供がいかにして半年間でパソコンの資金数万円を作るか?』等、これら問題と言うか目標の達成に到るまでのプロセスを紹介しています。
早い話がMBAで最初に勉強するロジカルシンキングと言う奴なのでしょう。
ぐしゃぐしゃになった糸の束の様に絡み合った<問題>と言う束をほぐして一つ一つ抽出・理解・解決していく思考回路がロジカルシンキングだったと思いますが、今回の本はまさにそれを簡単にしたものだと思います。
又、
バンドの集客=顧客獲得
PC代をためる=資金調達
を現している通り、少しでも実践に近い例を出して教えようと言う作者の意気込みを感じる事も出来ました。
このように本としてのできばえは大変すばらしいと思います、きっと子供が読んでも理解できるでしょう。
しかし、作者の経歴が完璧すぎます。
幾ら簡単そうに説明してくれても心のどこかで
『あんたさんはスーパーエリートだから出来るんでしょ、フン』
と言う嫉妬に似た僻みと言うか…何か上から目線で言われている様な、それが簡単な言葉で言われれば言われるほど自分が阿呆になったような気がするとかしないとか…
そんな複雑な気持ちにさせられる一冊です。
そんな気持ちになる人も居るかもしれませんのでお勧めは平均の3にさせていただきました。 |
満足度 |
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株本 カテゴリ |
その他 経営者 起業 |
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