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 タイトル  30歳からの成長戦略 「ほんとうの仕事術」を学ぼう
 説明  2004/12/23
 PHP研究所
 山本 真司
 カテゴリ  和書
株本カテゴリ
経営者(1) 起業(1)
ビジネス(1) 経済(1)
 満足度平均  2.00  レビュー数:[ 1 ]人
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レビュー アッシは三十路です。
もう良いおっさんです。
そんなアッシが新しく仕事について考え直さなきゃいかんな~…

と漠然と思っていた時に店頭に並んでいたので何となく手に取った本です。
ページをペラペラめくって見ると文章がひたすらズラーっとびっしり書かれているので一見読みづらいかな?
と思われますが、アッシの経験上、文字がびっしりの本は実は文章が読みやすく、やたら図解などで説明する本のほうが表現が解り難かったりするので
「あ、この人の文章はやり手だな?」と思って購入しました。

結論を先に申し上げますと…あては大きく外れました。

先ず10章に分かれています、<ビジネススキルより差別化…><成長戦略を…><MBAコンプレックスを…>

それぞれのカテゴリが大切なのはわかります。

が、それが「何に?」「どの様に?」効果があるのか?
そしてそれらを「どうして?」30歳からの成長戦略に盛り込む必要があるのか?

書かれているのかもしれませんが、びっしりの文章なので全く伝わってこない。
こう言う長い文章の場合、本当に伝えたいことを数回「繰り返し」記載して、読み手に伝えるというのは基本中の基本です。

先ずそれが出来ていない。

後、読み手が30前後の人をターゲットにしているからなのか?
アッシには
「もう良い大人でしょ?難しい文章くらい読めないと話にならんよ」とでも言いたげな自分の言葉の羅列。
早い話が読み手のために書かれたのではなく、書き手が自分の頭を整理しないで話まくし立てているかのような文章。

「本当に読み手のこと考えて書いてる?」と思わざるを得ない文章でした。

これは書き手の責任というよりも編集の人の責任になるのでしょうね?
一言「この文章だと読み手に伝わらんです」といえないといけないと思うなあ…

若しかしたら書いていることは凄い良いことなのかもしれませんが。
・文章の書き方が読み辛い
・各章の項目がどの様に効果を表すのか記載が無い(あってもわかり辛い)
・そして、10章もあるのに優先順位について、そして最後にどの様な勉強をどの様にすれば良いのか具体的な方法が書かれていない。

30歳でこの本を手に取る人の多くはは学生じゃ有りません。
先ず大して時間が無いことを前提に書かなくてはいけないのにこの莫大な量を押し付けるのはいささかどうかと…

まあ、突っ込もうと思えば幾らでも突っ込めてしまう文章でした。

で、アッシは突然
(何でこの人はこの本を書こうとしたんだろう……)
と思って著者略歴を見て納得…

著作欄には
「40歳からの仕事術」という題名が書かれていました。

天下の名コンサルタント神田さんの教え、「ターゲットを絞って確実に顧客を獲得する」を忠実に守っていただけのようです。

若しかしたらこの「40歳…」の内容も題名を変えただけで大して内容変わってないかもしれません。
年代別に本を書いて確実に顧客を収穫しようと言う目論見なのでしょう。

その程度の本です。
チャンと読めば勉強になるのかもしれませんがこれじゃただの教科書です。
評価は少し下げたいと思います。
う~ん、世の中にはこう言う本も有るんだな~…
少し勉強になりました。
満足度
株本
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2007-10-07-16:57 浜のソープ69 Amazonで見る  他のレビューを見る
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