T++の使い方5 ~ トレイリングストップ ~ |T++ 複数証券対応 高速発注取引ツール 快適、便利、使いやすい

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T++の使い方5 ~ トレイリングストップ~

楽天証券のRSSを併用した機能の1つにトレイリングストップがあります。トレイリングストップは、保有銘柄に対して目標値、しきい値、損切り値を設定して、株価の変動に伴い自動的に設定した返済注文を執行する機能です。

例えば、ある株を980円で購入し、目標値を1000円、しきい値を10円(990円)、損切り値を970円、返済方法を成行返済と設定したとします。株価が目標値の1000円を超えて上昇すると、自動的にしきい値も切り上げます。現在値が1020円になれば、しきい値は1010円、現在値が1050円になれば、しきい値は1040円、といったように自動的にしきい値が変更されます。

現在値が1100円になった後、徐々に株価が下がってきたとします。その場合は、現在値が1090円になった時点で、成行返済を執行します。この動作を図に表すと下記のようになります。

また、株価が目標値に達しなかった場合は、しきい値での自動返済は執行されず、株価が損切り値の970円になった時点で、成行返済を執行します。

【トレイリングストップの設定方法】[ポートフォリオ]ウィンドウの保有株式で右クリックをします。メニューからトレイリングストップを選択します。

[トレリングストップ]ウィンドウが表示されます。まず、注文株数に返済注文枚数を入力します。初期設定では保有株式数全ての数値が入力されています。保有株数の一部のみを返済したい場合は、入力しなおしてください。

次に注文方法を入力します。ここでは成行注文にチェックを入れます。トレイリングストップによる自動返済の場合は、指値よりも成行をお勧めいたします。指値返済は注文が執行される間に、株価が急に大きく動くと、返済ができない可能性があります。

最後に [参考市場] [目標値] [しきい値] [損切り値] を入力します。 ここでは、[参考市場] を [東証]、[目標値] を [2900]、[しきい値] を [20]、[損切り値] を [2750]と設定しました。

保存をクリック後、注文保存ウィンドウにトレイリングストップ注文が表示されます。条件を満たすと即時に保存されているトレイリングストップ注文が執行されます。

以上でトレイリングストップの設定方法は終了です。無料版の初回起動時の注意

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