第3回目のインタビューは、国内の個人投資家では保有資産もトレードテクニックも日本トップクラスのcisさんにお話を伺ってきました。T plus plus(以下Tプラ)の使い方や、最近の相場についてお聞きしました。個人投資家の方々は必読!
こんにちはー。お久しぶりです。
どうも。お久しぶり。
今日は個人投資家でもトップクラスのcisさんにTプラやその他ツールの使い方、それと今の相場の印象などをお聞ききしたいと思います。まず、Tプラですがどんな風にお使いですか?
一番使ってるのは注文の保存だね。あらかじめ注文を作っておいて、一気に注文を出したりするのが便利。取引したい銘柄の注文を保存しておけば、買いたくなった時に価格を変更しただけで即注文できるからね。
やはり保存機能は開発者のますぷろさんも、さふぁいあさんも便利だとおっしゃってました。
そうだね。特に資金が増えると取引できる銘柄が限られてきちゃって、メガバンクとかの大型銘柄しか取引できなくなってくるんだけど、株を買う時って1回で900万株って上限があるから、みずほを2700万株買いたい時は900万株を3回に分けないと買えないんだよね。それをブラウザとかツールでやると時間がかかっちゃうから、Tプラで一気に注文できる保存機能は一番大事かも。
みずほを2700万株・・・普通の人には全く関係無い話ですね(笑)
俺の資金で効率を考えるとそこら辺の銘柄しか取引ができないし、そのくらいの枚数を買わないと儲けられないんだよね。それと、保存機能はセクター注文する時も便利だよ。例えば、みずほの上の板を大きく買ったりすると、三菱UFJと三井住友も上を買われてティックが上がっちゃう事が多いから、みずほだけ買うと三菱UFJと三井住友を買い逃しちゃう。だから、銀行を買うときはまとめて発注するんだけど、これもTプラなら保存しておいて、保存リストを範囲選択して右クリックで一気に発注ができるから便利だね。
なるほど。セクター買いなら、新興銘柄でも使えそうですね。Tプラ以外で使われているツールはありますか?
ツールは一応どの会社のも触ってはいるんだけど、慣れの部分が大きくてあまりツール環境は変えてないかな。ますぷろとさふぁいあのインタビュー記事を見て、カブステーション3も触ってみたんだけど、場中に銘柄探しをする人はすごく良いと思った。でも、さっき言った通り俺が取引できる銘柄ってそんなに多くなくて、全部目視で監視できる範囲だから銘柄探しにツールは使ってないんだよね。レイアウトの自由はすごく高いと思ったから、情報がそろえばかなり良いかもしれない。触った感じ、海外の指数とかは表示できないみたいだから、それができたらすごく良いツールになりそう。